スポーツ業界特化型転職エージェント 野球を通じて、より多くの人にポジティブな影響を与えるために | PLMキャリア | スポーツ業界特化型転職エージェント

野球を通じて、より多くの人にポジティブな影響を与えるために

野球を通じて、より多くの人にポジティブな影響を与えるために

株式会社千葉ロッテマリーンズ

BtoB本部 法人営業部 第1営業グループ

黒田 健太さん

「スポーツに関わる仕事」を憧れではなく天職にしませんか? パシフィックリーグマーケティングが運営するスポーツ業界専門の転職エージェントサービス「PLMキャリア」を通じて転職された方に、転職のきっかけや仕事の魅力をうかがいました。

目次

  1. 地方銀行の営業職として豊かな創造力と幅広い業界の知識を培う
  2. 金融業界からスポーツ業界へ、大きなキャリアチェンジ
  3. マリーンズを使った取り組みのポテンシャルを知ってもらいたい

地方銀行の営業職として豊かな創造力と幅広い業界の知識を培う

スポーツビジネスのなかでも、4大収入源の一つに位置づけられ、球団のビジネスを大きく支えているスポンサーシップ収入。球団の安定した運営に、スポンサーシップ収入は不可欠であるため、各球団の営業担当は、企業にヒアリングをおこない、球場内の広告看板やゲームスポンサー、球団と企業が一緒になって行う地域貢献活動など、多岐にわたる商材のなかから、それぞれの企業の目的に合った商材を販売している。

今回お話をうかがったマリーンズのBtoB本部法人営業部 黒田健太さんも、球団と企業の架け橋となって、企業が抱える課題に適した商材提案に取り組む営業担当の一人だ。

そんな黒田さんは、金融業界からスポーツ業界への転職活動を経て、現在に至る。東京の大学を卒業後、新卒で地元の地方銀行に営業職として入行。さまざまな業界の企業に対して融資や資産運用、ビジネスマッチングなどの提案を行い、無形商材の魅力を伝える豊かな創造力と、幅広い業界の知識を培った。

しかし、入行から約9年経ったころ、心境の変化が現れる。大学まで野球に打ち込み、就職後も会社の軟式野球部に所属するなど、常に野球が身近にあった黒田さん。大きなきっかけこそなかったものの、学生時代からずっと胸に秘めていた「いつか野球に携わる仕事がしたい」という想いが少しずつ具体化していったのだ。そこで、一念発起して転職を決意。スポーツ業界に絞って、転職活動をスタートさせた。

 

金融業界からスポーツ業界へ、大きなキャリアチェンジ

PLMキャリアとの出会いは、同級生との会話がきっかけだった。

「PLMという会社は知っていましたが、キャリア支援をやっていることは知りませんでした。球団職員として働いている高校の野球部の同級生といろいろな話をするなかで、PLMキャリアを知りました」

学生時代から野球に打ち込んでいたこともあって、球団に勤める知人も多く、球団で働くことに対してある程度のイメージはできていた。それでも、金融業界からスポーツ業界への転職は、大きなキャリアチェンジとなる。不安が全くないわけではなかった。

「入社してから即戦力としてやっていかないといけないため、全く別の業界に行くという不安はありました」

しかし、担当のキャリアアドバイザーとやり取りするうえで、そういった不安が少しずつ解消していったという。

「面接対策だけでなく、入社後の話もたくさんしていただきました。まずは自分の頭で考えたことに対して、キャリアアドバイザーの方に軌道修正していただき、第三者の目線をもらう形だったと思います。スポーツ業界を全くわかっていない状態だったので、非常に助かりました」

また、採用面接を受けるにあたって、担当のキャリアアドバイザーだけでなく、球団で働く知人にも話を聞いた。「そこで自分の考えを話すことも、面接の練習になりましたね。今までの経験のなかから『これは必要としてもらえそうだ』という能力を考えて、言語化するということを繰り返しやっていました」と、面接準備におけるアウトプットの重要性を強調した。

 

マリーンズを使った取り組みのポテンシャルを知ってもらいたい

経験職種から同職種へ転職した黒田さんだが、業界が異なれば、扱う商材も大きく異なる。「前職では、営業先で商材を提示すると、お客さんも話の入り口の段階で、商材についてある程度理解していることが多かった」とする一方で、現在、黒田さんが訪問する大半の企業では、千葉ロッテマリーンズというプロ野球チームは認識しているものの、「株式会社千葉ロッテマリーンズ」としてどのような事業に取り組み、どのような商材を販売しているのかといった部分があまり浸透していないという。

それでも、「まず第一段階として、そこでどれだけ良さを伝えられるかが難しさでもあり、スポーツ業界ならではのやりがいなのかなと思います」と笑顔を見せた。

「自分の人生を振り返ったときに、節目節目で、野球を通じて出会った人、そして野球からポジティブな影響を受けてきた。今度は、私が周りの方々にそういった好影響を与えられるようになりたい」という目標を持って、スポーツ業界に転職した黒田さん。実際にスポーツ業界に飛び込んだ今、あらためて思い描く今後のキャリアについて聞いた。

「まずは、たくさんの企業にマリーンズを使った取り組みのポテンシャルを知ってもらい、1社でも多く実績を作って、野球のすばらしさを感じていただきたいです。さらにもっと先を見ると、今はBtoBの営業を学んでいますが、BtoC業務や地域貢献活動など、幅広い部署で学び、スポーツビジネスの全体的な立ち位置を上げることに貢献できればいいなと思っています」

 

最後に、スポーツ業界への転職を考えながらも、なかなか一歩を踏み出せない方に、黒田さんからのメッセージ。

「まずは動いてみることだと思いますね。そして、自分の経験のどういう部分を転職先で生かせるのかをしっかりと考えることが大事です。動いてみて、あらためて考えた結果、『転職しない』という決断も一つの正解だと思います。いろんな人の話を聞いてみたり、過去を振り返ってみたり。悩んでいるのであれば、まずは動いてみることが良いんじゃないかなと思います」

 

インタビュー・文 後藤万結子

PLMキャリアがスポーツ業界への
転職をしっかりサポート